SSブログ

青山繁晴 ザボイス・アンカーと桜[討論!]で学ぶ

青山繁晴さんの「ザボイス」・「アンカー」とチャンネル桜[討論!]から政治・経済、国のあり方を学ぶ。文字起こしや関連情報のメモ、まとめなど。

 

青山繁晴2014年10月22日放送 インサイト「小渕氏問題は、大スキャンダル発展の可能性」

Q.安倍改造内閣において「女性閣僚2人が同時に辞任」いう異例な事態になってしまいました。今後、安倍政権はどうなるんでしょう?


実は、似たようなことが続く恐れすらあると思います

青山繁晴:

実は、似たようなことが続く恐れすらあると思います。

まず、小渕優子さんの問題なんですけれども、僕は共同通信で政治部の記者をしていましたから その時に、例えば自民党の総裁選に出たような大物の政治家の事務所で 事務所の秘書たちがお金を使い込んでいた、その現場も目撃したことがあります。


したがって今回も小渕さんについては政治資金収支報告書の中身を見ますと、事務所が使い込みを含む乱脈経由でやっていたのではないかと疑いまして、そうして小渕優子・衆院議員そのものは知らずにいたんじゃないかということも考えまして、群馬の地元の事情をよく知ってる関係者に 複数、直接お会いしまし


この問題が発覚後、すぐに辞任した町長・・・


出典 群馬県中之条町・折田謙一郎町長が辞任、小渕家2代に仕えた元秘書で政治資金収支報告書責任者。「意味不明だ」「仕えるべきは町民では」の声も :にんじ報告



青山繁晴:
今申しました疑いをぶつけたところ、その恐れ・疑いはあると認めて、さらにその上で、こういう複数の関係者が言ったのは、使い込み云々といっても例えば事務所の人間が、自分の懐に入れてしまうような単純なものではないと。

ある意味もっと根が深い事であって、つまり小渕さんなら小渕さんの事務所から秘書経験などを経て、いわば地方の政治家が育っていきますね。そういう政治家が、例えば 「町長選挙」 をはじめ地元の 「市長選挙」(組長ですね)。自治体の長の 「選挙」 や、あるいは地方議員の 「選挙」。その選挙にお金を使って来たという恐れがある。そういう構造だという事なんですね。だから今回 小渕さんの問題について、地元の町長が突然辞任もしたと。


<つまり、元町長は、責任を感じて辞職したのではなく、自らの選挙においても選挙に関する法律違反をしていた可能性があるということ。>

青山繁晴;
この町長が直接 「そうだ」 ということでは取り敢えずありませんけれども、背景にそういう いわば腐った構造があって、それは小渕さんのお父さま “小渕恵三” 元総理の代からあって、実は元総理はそれをご存知だったと。

ところが小渕優子さんは ご自分がちっちゃい頃からの秘書さんがこういう経理を扱うわけですから何も言えず何も聞けず、今回、週刊誌の報道と野党の追及で中身を知って、本人が一番驚いてるという情けない現状があると。


<実は、官邸は以前からこの疑惑を知っていた可能性がある??>

青山繁晴:

一方で、官邸の側は身体検査をやったはずですね。

これは いったいどういう事なのでしょうかと。政治資金収支報告書は表に出ている資料ですから これを調べないということはあり得ないということを僕が、これは違う関係者に聞いていきますと実はこういう問題があるということを前から把握されてたと。

小渕さんは 「今回」 大臣2回目ですよね。・・・他の内閣でやってるわけです。その時にすでにこういう政治資金収支報告書になっていたので、その時からこの問題が浮かんでいたけれども、なんと小渕さんの属する まぁ古くは旧田中派・旧竹下派(…いわゆる経世会と呼ばれてきた派閥で現在は名称も変わっている訳ですけれども)こういうところが、ずっとメディアも押さえてきたと。

放送メディアも含め・もちろん新聞も含め・さらには週刊誌 そういうところも含め全部押さえてきたので、前の大臣のときに、すでにこういう政治資金収支報告書だったのにまったく世の中に出なかったと。それで官邸の側も甘く見て華になる人材を登用することを優先してしまったと。これは非常に深い、闇ですね本当は。

(その2に続く)





nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。