青山繁晴 ザ・ボイス 2014年10月23日(その1)
<飯田浩司アナウンサー(以降「飯」)>
今週は、激動の安倍政権でございます。
月曜日に2閣僚が辞任して、火曜日に新しい閣僚が選任されて、
今日になって、また何か政治資金の問題が出て来て、という事なのですが、
この一連の騒ぎというのは、どうなんですか?青山さん。
<青山繁晴氏(以降「青」)>
今日、ニュースピックアップに入ってないんですね?
<飯>
そうですね。はい。
<青>
僕としては、皆さんにお伝えする前にやることはいつも同じで、当事者を探して会いに行くと。
松島さんの場合は謎もへったくれもないバレバレで、 ご本人が、法律も世の中も有権者もなめて 「うちわ」 ぐらい良いだろうということで公選法で禁じられてるのに、そういう物を配ってしまったと。
本人は辞めたくなかったけど、安倍さんがハッキリ言うと怒って 「辞めていただいた」 というのは、もうハッキリしているのですが。
小渕さんの場合は、あまりにも異様な話で、 政治記者だったときの経験からすると、事務所の使い込みじゃないかと(「あくまで僕の一方的な疑いですよ」と強調)でも、そう思ったので、それをテコにして群馬の 「地元」 の当事者たちに 「電話」 じゃなくて、大半のかたは、実際にお会いしました。
それで、一つ分かって来た事は、
会った 「人」 会った 「人」、みんな強調したのは、
小渕優子・代議士は何も知らないと。
普通だと、代議士だけ 「逃がそう」 という、かばう話なんですけど、 聞いてるときに、単にかばってるだけじゃなくて、もちろん本当のことも含まれてるなぁとは思ったので(一部、略)
ちなみに今日の特集は、報道の事ですけど・・・
<飯>
ええ。歪んだ報道にダマされるな!
<青>
新人記者の時から “ずっと” 今も同じなのは、 これは 「何ですか?」 これは 「どうなりますか?」 「何だったんですか?」 という質問は一度もしたことがないです。
「真相はこうでしょ」「 自分の “調べ” はこうです」 ということをぶつけるか、あるいは 「こうすべきです」 。
例えば、消費増税を上げますか?上げませんか?じゃなくて 「上げるべきじゃありません」 というふうに言って、
相手が 「反論」 してきたり、なさいますから、その中に 「情報」 が転がっているので、 その 「情報」 を、公平な、公的機関で確認していく(捜査機関とか、インテリジェンスを指している)
(ただ)そういう所も、「これどうなってるんですか?」 と聞いて答えるわけないでしょ守秘義務があるんだし。
そうじゃなくて 『僕が集めた当事者の情報はこうです』 と言ったら向こうの 「反応」 がありますから それで、確認が取れて行くんですね。
小渕優子・代議士が知らなかったんじゃなくて、要はチェックしなかったという事であって、小渕代議士の責任は免れ得ない。
同時にチェックしなかっただけじゃなくて、チェックしようとしてもできない体制にあるんでしょと。
ということは今回の政治資金の闇は、お父様の “小渕恵三” 総理の時からずっと続いてる事でしょというふうに、ぶつけましたら、 その反応の中から分かって来たことは、間違いなく “小渕恵三” 元総理の政権の時代というか、 その前からずっと始まっていて、単に何人かの秘書が個人的に使い込んだというような単純な話じゃなくて、 昔は小渕総理ですら ご存知の上で 「裏金」 作りをして、それをプールして、どこに、主に使ったかというというと地方選挙(地元の選挙)。
例えば事務所の中から、人が育っていったりして、地元の組長・・・。「町長」 であったり 「市長」 であったり 「町議」 とか 「市議」 とか 「県議」 とか、そういう人たちになっていって、 それで、小渕ファミリーをつくっていって。
群馬では、中曽根さん福田さんという強固な “もっと大物の” と言われた人たちも居たのですが、 その人も恐らく似たような事をやったんでしょうが、その中で生き残れるように、 そうやって 「地方議員」 と 「小渕総理」 を、1つのサークルにして、既得権益を回していくという体制が作られていて、 小渕総理が急死なさって、小渕優子さんに 「後継ぎ」 という事になって、 小渕優子さんは、必ずしも政治家になろうとしてた訳じゃなかったけど、そうなってしまった時に、 要するに、地元の人で、こういうことを僕に言った人がいます。(「優子ちゃん」と呼ぶ間柄)
優子ちゃんが、まだ物心つく前から居るような秘書さんだからねと。 だから、その人が君臨していて、
「ちょっと政治資金の書類を見せてください」 とか 「観劇会、どうなってるんですか?」 なんて聞けるわけがないよと言われたんですよ。
今週は、激動の安倍政権でございます。
月曜日に2閣僚が辞任して、火曜日に新しい閣僚が選任されて、
今日になって、また何か政治資金の問題が出て来て、という事なのですが、
この一連の騒ぎというのは、どうなんですか?青山さん。
<青山繁晴氏(以降「青」)>
今日、ニュースピックアップに入ってないんですね?
<飯>
そうですね。はい。
<青>
僕としては、皆さんにお伝えする前にやることはいつも同じで、当事者を探して会いに行くと。
松島さんの場合は謎もへったくれもないバレバレで、 ご本人が、法律も世の中も有権者もなめて 「うちわ」 ぐらい良いだろうということで公選法で禁じられてるのに、そういう物を配ってしまったと。
本人は辞めたくなかったけど、安倍さんがハッキリ言うと怒って 「辞めていただいた」 というのは、もうハッキリしているのですが。
小渕さんの場合は、あまりにも異様な話で、 政治記者だったときの経験からすると、事務所の使い込みじゃないかと(「あくまで僕の一方的な疑いですよ」と強調)でも、そう思ったので、それをテコにして群馬の 「地元」 の当事者たちに 「電話」 じゃなくて、大半のかたは、実際にお会いしました。
それで、一つ分かって来た事は、
会った 「人」 会った 「人」、みんな強調したのは、
小渕優子・代議士は何も知らないと。
普通だと、代議士だけ 「逃がそう」 という、かばう話なんですけど、 聞いてるときに、単にかばってるだけじゃなくて、もちろん本当のことも含まれてるなぁとは思ったので(一部、略)
ちなみに今日の特集は、報道の事ですけど・・・
<飯>
ええ。歪んだ報道にダマされるな!
<青>
新人記者の時から “ずっと” 今も同じなのは、 これは 「何ですか?」 これは 「どうなりますか?」 「何だったんですか?」 という質問は一度もしたことがないです。
「真相はこうでしょ」「 自分の “調べ” はこうです」 ということをぶつけるか、あるいは 「こうすべきです」 。
例えば、消費増税を上げますか?上げませんか?じゃなくて 「上げるべきじゃありません」 というふうに言って、
相手が 「反論」 してきたり、なさいますから、その中に 「情報」 が転がっているので、 その 「情報」 を、公平な、公的機関で確認していく(捜査機関とか、インテリジェンスを指している)
(ただ)そういう所も、「これどうなってるんですか?」 と聞いて答えるわけないでしょ守秘義務があるんだし。
そうじゃなくて 『僕が集めた当事者の情報はこうです』 と言ったら向こうの 「反応」 がありますから それで、確認が取れて行くんですね。
小渕優子・代議士が知らなかったんじゃなくて、要はチェックしなかったという事であって、小渕代議士の責任は免れ得ない。
同時にチェックしなかっただけじゃなくて、チェックしようとしてもできない体制にあるんでしょと。
ということは今回の政治資金の闇は、お父様の “小渕恵三” 総理の時からずっと続いてる事でしょというふうに、ぶつけましたら、 その反応の中から分かって来たことは、間違いなく “小渕恵三” 元総理の政権の時代というか、 その前からずっと始まっていて、単に何人かの秘書が個人的に使い込んだというような単純な話じゃなくて、 昔は小渕総理ですら ご存知の上で 「裏金」 作りをして、それをプールして、どこに、主に使ったかというというと地方選挙(地元の選挙)。
例えば事務所の中から、人が育っていったりして、地元の組長・・・。「町長」 であったり 「市長」 であったり 「町議」 とか 「市議」 とか 「県議」 とか、そういう人たちになっていって、 それで、小渕ファミリーをつくっていって。
群馬では、中曽根さん福田さんという強固な “もっと大物の” と言われた人たちも居たのですが、 その人も恐らく似たような事をやったんでしょうが、その中で生き残れるように、 そうやって 「地方議員」 と 「小渕総理」 を、1つのサークルにして、既得権益を回していくという体制が作られていて、 小渕総理が急死なさって、小渕優子さんに 「後継ぎ」 という事になって、 小渕優子さんは、必ずしも政治家になろうとしてた訳じゃなかったけど、そうなってしまった時に、 要するに、地元の人で、こういうことを僕に言った人がいます。(「優子ちゃん」と呼ぶ間柄)
優子ちゃんが、まだ物心つく前から居るような秘書さんだからねと。 だから、その人が君臨していて、
「ちょっと政治資金の書類を見せてください」 とか 「観劇会、どうなってるんですか?」 なんて聞けるわけがないよと言われたんですよ。
2014-11-18 11:02
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