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青山繁晴 ザボイス・アンカーと桜[討論!]で学ぶ

青山繁晴さんの「ザボイス」・「アンカー」とチャンネル桜[討論!]から政治・経済、国のあり方を学ぶ。文字起こしや関連情報のメモ、まとめなど。

 
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青山繁晴10月29日アンカー2/ 「北朝鮮の特別委員会はでっち上げかも」 [水曜アンカー・ニュースDEズバリ]

>>> 青山繁晴10月29日アンカー【動画・テキスト】噛み砕き(その1)はこちら


―そういう体制の国(北朝鮮)と今、日本はまさにこの拉致問題をめぐる交渉を行っているわけなんですが、青山さんにコーナーで、今行われている日朝協議について読み解いていただきます。


青山繁晴:はい。この日本政府の代表団が平壌行ってからですね、こんなに秘密警察の人間の顔とかですね、それから秘密警察の場所らしい建物とかね、こんな映像が見られるのかと、びっくりされた視聴者、国民の方、多いと思うんですよね。


―撮らせるんだと思いましたよね。


青山繁晴:それって要は、北朝鮮が日本や世界のマスコミ、マスメディアを使って、北朝鮮、一生懸命やってるんです、こうやって立派な、鷹揚たる態度の幹部もいるんですと、いうことを一生懸命見せようとしてるわけですけれども・・・

しかし、それが、北朝鮮はおそらく自信を持ってて、特に日本のマスコミは乗せやすいから、こうやって見せてあげると、こう、上手く利用できるんだと、思っている。


けれども、これだけ映像情報が出るとですね、やっぱり尻尾が見えるんですよ。北朝鮮が上手く隠したつもりの、この尻尾が見えてて、その尻尾を見ながら、たとえば日本の情報機関、あるいは、はっきり言いますが安倍総理も含めて、日本政府が今、どういうことを考えてるかというと、実はこれなんです(フリップ出す)。

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●北朝鮮の特別委員会はでっち上げの可能性もある

青山繁晴:さっきまでこの言葉を本当に使うか、迷ってはいたんですよ。

非常に強い言葉ですよね

強い言葉ですが、これ僕が勝手に考えたんじゃなくて、夕べから今朝にかけて、全部電話ですけれども、電話でやり取りをした内閣の中の人たちは、これでっちあげじゃないのかっていうね、疑惑を持ってるんですよ。

そのでっちあげっていうのは、あの画像に登場した北朝鮮の高官たちが偽者ということではなくて逆にそういう人たちはまず間違いなく本物なんですよ。

それはいいんですが、それだから逆にですね、ああやってこう、顔をぞろっと見せるってことは、特別調査そのものがでっちあげなんじゃないか







青山繁晴:特別委員会そのものが、実体がないんじゃないか。で、これはまあ疑惑と書いてるんですけど、安倍政権にとっては深刻な懸念であって、僕は前から内閣の側に申してるのは、

(一般的に)人はもちろん僕自身も含めて、得意分野で失敗する。

で、拉致事件っていうのはいわば安倍さんがもうほんとに、票にならなくても取り組んできたことだから、総理ご自身がものすごくよく知ってらっしゃるんです。

でもそういういわば得意分野で、騙されかねない。

特別調査の名のもとで、日本が、いわば北朝鮮のでっちあげに乗ってるんじゃないかってことを、政府としても考えざるを得ないことが今、起きてるんですね。

したがって今日のコーナーはですね、皆さんと一緒に映像を観ながら、ここの、この部分から、あるいはこの言葉からこの尻尾が出てますっていうことを一緒に考えて、その上で、じゃあどうするのかっていうことも、最後に考えたいと思います。【続く】




映像から探る。北朝鮮の“尻尾”とは?
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青山繁晴10月29日アンカー【動画・テキスト】噛み砕き(その1) [水曜アンカー・ニュースDEズバリ]

水曜アンカー・青山繁晴のニュースDEズバリ 10月29日 動画


1字1句正確な文字起こしではなく、ポイントが分かりやすくなるように編集しました。 正確な文字起こしは、ぼやきくっくり様がオススメです。

※北朝鮮関連ニュース報道(拉致被害者再調査、政府代表団、北朝鮮特別委メンバーらと協議)の後から※

―今まさに行われている日朝協議の分析は、このあと青山さんにたっぷりとコーナーでやっていただきたいと思います。

ここでは今、北朝鮮の中で何が起こっているのか粛清がまだ続いているという報道も、あるようなんですが、青山さん。


―青山氏

まず、公平に申してですね、韓国の国家情報院(※)が韓国メディアにリーク(漏らす)する情報が、いつも正しいとは全然限らない。

(※)・・・国家情報院(こっかじょうほういん)とは大韓民国(韓国)の国家安全保障に係わる情報・保安及び犯罪捜査などに関する事務を担当するために大統領直属で設置された情報機関。

しかしその上で(そういう前提で)日本、アメリカ、フランス、イギリス(など)北朝鮮の動向に関心を寄せてる西側のインテリジェンスも、概ね見てるのは、北朝鮮の中には親中派=中国と癒着してる勢力が非常に強固にあるんで、その代表が張成沢さんだったから、張成沢さんを殺害したあともですね、親中派を一掃するのに、ま、時間と、労力を要してる。


その「労力」っていうのが、日本とかアメリカでしたら、権力闘争は命までは奪わない。北朝鮮の場合はそれが直接的な、殺害につながってると。

そういう見方はもう世界一致してて、国家情報院が言うところの、朝鮮労働党の幹部が10人ぐらいで、周りの人を合わせたらだいたい50人ぐらいが、あの張成沢さんのあとに殺されたと言ってるんですが、その数字が正しいかどうかは、実は分かりません。

―(その数字が)疑わしいかどうかすら分からない?

はい。ただ、かなりの数が銃殺されたっていうこと、これもまず間違いがない。

したがって、今の金正恩体制、あるいはその金正恩さんの権力のもとにある北朝鮮が、中国との関係を整理するのにやっぱり、すごく無理をしてると。

あの、恐怖、銃殺、射殺ということの恐怖で対処しないと、親中派の力をこう、削げないと、いう状況にある。

さあ、そういう国家運営が持つ(持続する)のか。

もともと北朝鮮は中国の裏援助でようやく生き延びてきたのに、中国の裏援助をこう自らどんどん断つようなことをしながら、拉致事件を通じて日本に接近しようとしたり、それからアメリカ人で北朝鮮に捕らわれてた人を、(少なくとも3人いるんですけど)そのうち1人はとにかく解放して、アメリカに帰すことをやったり、そうやって日米に近づこうとしてるんです。


しかし、それで北朝鮮のこの破綻した経済が持つわけがないんで。


すなわち中国は金正恩さんを認めてくれない。後継者として認めない。そもそも世襲について中国共産党は非常に厳しい意見を持ってると。

で、それに抵抗して反抗して、親中派を殺害するってことをやってるわけですから、本当の戦略に基づいてやってるわけじゃないので、やっぱりこのまま行くと、北朝鮮の体制は、揺らいでいくという見方が普通ですよね。(その2へ続く)





続き>>>青山繁晴10月29日アンカー【動画・テキスト】噛み砕き(その2)


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